米国の高速鉄道計画、中国との合弁解消-別の協力相手探す

  • 引き続き計画の完遂に向け専念とエクスプレスウエスト
  • 中国側は発表は「唐突であり無責任」だと反発-新華社

米国のロサンゼルスとラスベガスを高速鉄道で結ぶ計画を進めるエクスプレスウエストは、中国企業の共同事業体との合弁会社を解消し、計画の実現に向け別の協力相手を探すと表明した。

  ラスベガスに本社を置くエクスプレスウエストは発表資料で、プロジェクトを進展させる上での問題点を踏まえ、チャイナ・レールウェイ・インターナショナルUSA(CRI)との合弁解消を決めたと説明した。

  エクスプレスウエストのトニー・マーネル最高経営責任者(CEO)は資料で、「このプロジェクトを計画通りかつ効率的に進めるには、CRIの達成能力はわれわれの目標を下回っている」と指摘、「われわれは引き続き高速旅客鉄道プロジェクトの完遂に向け専念する」とコメントした。

  資料によると、同計画は連邦当局が求める高速鉄道車両の米国内での製造という条件も乗り越える必要があり、こうした「厳格な要件」が米国内で高速鉄道向けの資金を調達する障壁になっているという。

  中国国営の新華社通信は、合弁を担当する中国側マネジャーの話として、エクスプレスウエストの発表は「唐突であり無責任」だとし、CRIとの協議はまだ続いていると報じた。同マネジャーは、一方的な発表は双方で調印した協力枠組み合意に違反すると主張しているという。

原題:Las Vegas-L.A. Rail Drops Chinese Partner Over Regulatory Issues(抜粋)

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