芦森、カネミツ株が急上昇-タカタ問題の中でエアバッグ関連品増産

芦森工業カネミツの株価が20%前後の上昇率になった。タカタ製エアバッグ搭載車が大規模にリコールされる中、エアバッグ関連製品を増産すると一部で報道された。

  芦森株は一時、前日比20%高の196円と、約19カ月ぶりの上昇率となった。カネミツ株も一時、同19%高の950円と、3月30日以来の上場率。日本経済新聞は10日、両社が車部品を増産するとし、リコール対象が拡大するタカタ製品の代替需要を狙うと報じた。

  芦森はエアバッグを生産・販売しており、年産能力は現在の約40万個から2019年に約70万個に拡大すると、広報担当の堀田雄嗣氏が明らかにした。韓国の新工場が3月に稼働を開始したほか、メキシコの第2工場が来年7月に稼働し、増産体制が本格化してくることが背景という。タカタ製品の代替需要に関しては、まだ見られないとコメントした。

  カネミツはインフレータ容器を生産し、ダイセルや日本化薬など向けに販売している。タカタとは直接の取引はないと、経営企画の小溝渚氏が明らかにした。月産約50万個のラインが現在3ラインあり、長崎工場で1ラインを増設しており、今年10月に稼働予定という。

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