米証券取引委、内部告発者の有力情報に懸賞金18億円-過去2番目の額

  • 人的資源の節約に役立ち、有力な証拠を集めることに貢献とSEC
  • SECはこれまで32人の内部通報者に8500万ドル余りを支払い

米証券取引委員会(SEC)は、調査の進展に役立つ情報を提供したある企業の元社員に1700万ドル(約18億2000万円)の懸賞金を支払うと発表した。

  SECのアンドルー・セレスニー法執行局長は9日の発表文で、「この公益通報者から提供された情報と協力が法執行担当者の時間と人的資源の節約に役立ち、われわれの主張を裏付ける有力な証拠集めを可能にした」と説明した。今回の懸賞金の額は、SECが5年前にスタートさせた公益通報プログラムで2番目に大きい。

  SECによれば、法執行の成功につながる独自の情報を自発的に提供した内部通報者を対象として、100万ドルを上回る制裁金に対しその10-30%が懸賞金として支払われる。2011年に開始された公益通報プログラムを通じて、これまで32人の内部通報者に計8500万ドル余りが支払われた。懸賞金の最高額は14年9月に支払われた3000万ドル。

セレスニー法執行局長

Photographer: Chris Goodney/Bloomberg

  法律事務所ラバトン・サチャローで公益通報者関連の業務を担当するジョーダン・トーマス氏は、同氏の依頼人が内部通報者となり懸賞金の支払いを受けたケースについて、「金融サービス業界の主要プレーヤー」が関与していたことを明らかにした。

原題:Whistleblower Gets $17 Million in Second-Biggest SEC Award (1)(抜粋)

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