コンテンツにスキップする

ヘッジファンドのプルレブ、5月の運用成績好調-商品投資など奏功

  • 「プルレブ・グローバル・マクロ・ファンド」、5月はプラス5.4%
  • マクロ・ヘッジファンド全般の今年の運用成績は振るわず

今年トップクラスのパフォーマンスを示しているファンドの一つ、「プルレブ・グローバル・マクロ・ファンド」は5月にプラス5.4%の運用成績を達成した。原油など商品への投資などが奏功し、マクロ経済情勢を見込んで投資する他のヘッジファンドの成績を上回った。

  ブルームバーグ・ニュースが入手したニュースレターに記載された暫定的な算定によれば、同ファンドの5月の運用成績はドル上昇の恩恵を受けているスイスや日本など先進国の輸出関連株のポジションにも下支えされ、今年これまでの成績はプラス23.3%となった。一方、世界のユーリカヘッジ・マクロ・ヘッジファンド指数は1-5月、ほぼ変わらずだった。

  マクロ・ヘッジファンドが全般的に困難な状況に陥っている中で、プルレブのパフォーマンスは際立っている。資産運用会社は世界の中央銀行による刺激策と取引高の減少、市場の価格変動によって不意を突かれた形だ。マクロ・ヘッジファンドからは1-3月に73億ドル(約7800億円)が流出し、ブレバン・ハワード・アセット・マネジメントやチューダー・インベストメントなど業界有数のファンドの一部が損失を出している。

  プルレブの副ファンドマネジャーのオーガスト・リ氏の電子メールによれば、同ファンドは2012年に資産規模720万ドルで運用を開始。4月末時点の運用資産は6100万ドル。ブルームバーグが集計したデータによると、4月末までの3年間のリターンはプラス44%で、経済情勢を見込んで投資するヘッジファンドの中で2番目に高いパフォーマンスを示している。

  ニュースレターは、5月は「在庫減少と需要拡大見通しにより」商品のポジションが利益につながったと説明。「原油と農産物商品のアウトライトポジション」がけん引したと指摘した。

原題:Top Hedge Fund PruLev Gained in May on Equities, Commodities(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE