米レンディングクラブ、融資債権の投資家確保で譲歩案を協議-関係者

  • より強力な融資保証の提供など投資家保護の強化も協議の可能性
  • レンディングクラブは発行済み株式の最大2%を譲渡も

インターネット金融サービス会社の米レンディングクラブは、ローン債権投資家との交渉で譲歩を検討している。同社は創業者による先月の突然の辞任を受けて信頼回復を目指している。

  事情に詳しい関係者1人が匿名を条件に明らかにしたところによると、レンディングクラブは投資家との協議で、より強力な融資保証や同社株を提供する案について議論した。株式を購入できるワラントの付与や、レンディングクラブに融資債権の買い戻しを強制する内容の買い手保護強化策を実施する可能性がある。

  同関係者は9日、レンディングクラブが株式の付与や保証強化を行わないことを最終的に決める可能性もあるが、実際に株式を付与する場合はインセンティブとして株式の最大2%相当のワラントを譲渡するかもしれないという。交渉は継続中だが、発表がないことは、双方の隔たりが大きい可能性を示唆している。

  同社はこうした取り決めを以前に交渉した相手に公正を期すため、保証面では譲歩に後ろ向きだという。

ルノー・ラプランシュ前CEO

Photographer: David Paul Morris/Bloomberg *** Local Caption *** Renaud Laplanche

  米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が9日、交渉について詳しい複数の関係者の話を引用して伝えたところによれば、ヘッジファンドのオクジフ・キャピタル・マネジメント・グループやソロス・ファンド・マネジメント、サード・ポイントなどは最大50億ドルのローンに対して資金拠出する案をここ数週間に議論した。

  レンディングクラブとサード・ポイント、オクジフはコメントを控えた。ソロス・ファンドの担当者に取材を試みたが現時点ではコメントを得られていない。

原題:LendingClub Said to Discuss Concessions to Win Loan Investors(抜粋)

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