ブラジル株:ボベスパ下落、ヴァーレなど原材料株安い-商品下げ受け

  • 鉄鉱石のヴァーレはボベスパ指数採用銘柄で最大の下げ
  • 原材料価格とボベスパ指数の相関性高まる

9日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数は3週間ぶり高値から下落した。世界の成長見通しに対する懸念が再燃し、原材料関連銘柄が安い。

  ボベスパ指数採用銘柄で下げが大きかった10銘柄中8銘柄が商品セクター関連だった。鉄鉱石生産のヴァーレやブラジル石油公社(ペトロブラス)が安い。原油と金属相場が共に下落した。

  ブラジルは輸出に占める原材料の割合が大きく、ボベスパ指数における比重も高いことから、ボベスパ指数とブルームバーグ商品指数の相関性は6月に再び高まっている。相関性は5月半ばには、停職となったルセフ大統領に代わりテメル大統領代行が政権を担うことになったのに伴い国内政治に関心が向き、低下していた。ブラジル政府に対する不透明感が後退するにつれ、相関性は現在2011年以来の高水準付近となっている。

  イレブン・ファイナンシャル・リサーチの資本市場責任者のアジオダド・ボルピ・ネト氏は、政治は短期的には市場の主な懸念材料として脚光を浴びるかもしれないが、「ブラジルには実際のところ商品が重要だ」と指摘した。

  ボベスパ指数は前日比1%安の51118.46で終了。指数採用59銘柄は中41銘柄が下落。ヴァーレは7.7%安と、指数構成銘柄の中で最大の下落率。ペトロブラスは2.2%安で3日ぶりの下落となった。ブルームバーグ商品指数は3月以来最長となっていた上昇局面が終わった。

原題:Ibovespa Falls From Three-Week High as Vale Follows Commodities(抜粋)

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