グロース氏:10兆ドルのマイナス利回り債は「超新星」、いずれ爆発

米ジャナス・キャピタル・グループのビル・グロース氏は、数兆ドルもの資金を債券に投じマイナス金利を生じさせている各国中央銀行の政策は、いずれ裏目に出て深刻な事態を招くと警告した。同氏は「ジャナス・グローバル・アンコンストレインド・ボンド・ファンド」(運用資産14億ドル=約1500億円)を運用している。

  グロース氏は9日、ジャナス・キャピタルのツイッターで「世界の利回りは記録の残る過去500年で最も低い水準だ」と指摘。「利回りがマイナスになっている債券が10兆ドルに上っている。これはいつか爆発する超新星だ」と続けた。

  超新星とは、質量の大きい恒星がその一生を終えるときに起こす爆発現象。爆発に伴い急激に明るさを増す。

  グロース氏が運用するジャナス・グローバル・アンコンストレインド・ボンド・ファンドは、年初からのリターンが3.2%と、成績は競合ファンドの72%に対して上回っている。グロース氏が同ファンドの運用を引き継いだ2014年10月以降では、リターンは2.2%。

  同ファンドには5月に1億4400万ドルの投資資金が流入した。2014年12月以降で最大の純流入となる。

原題:Gross Says Negative Rates Are Like ‘Supernova’ That Will Explode(抜粋)

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