「イエレン・コール」で7月FOMCはライブの会合に-ゴールドマン

S&P500種株価指数が史上最高値に近づく中、米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が投資家の利益を抑制する可能性があると、ゴールドマン・サックス・グループは警鐘を鳴らした。

  ゴールドマンのチーフクレジットストラテジスト、チャールズ・ヒンメルバーグ氏は米連邦公開市場委員会(FOMC)がタカ派からハト派に転換し、そして再びタカ派化したことについて、金融状況の変動による影響を大きく受けたものだと分析。

  この場合の金融状況とは、ドルの水準や米10年債利回り、クレジットスプレッド、株価のことを指す。これらは米国の成長見通しに影響を及ぼす。

イエレン議長

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

  ヒンメルバーグ氏は「労働市場が引き締まり、インフレ率が上昇するのに伴い、FOMCは緩和的な金融状況に緩和策のさらなる引き揚げで対応する可能性が高いと当社では注意を呼び掛けた」と記述。「この『イエレン・コール』はリスク資産の上昇余地を『制限する』可能性が高いと当社では指摘した」と続けた。イエレン・コールとは、景気回復と株価上昇に伴い、米金融当局が金利引き上げに傾斜し、株価の伸びを抑制することを意味する。

  「当社の米経済チームが2回目の利上げ確率を40%とみていることはさておき、7月の会合は予断を許さないライブの会合だと考える」と指摘した。

原題:The ’Yellen Call’ Makes July a Live Meeting, Says Goldman(抜粋)

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