ドイツ銀行とクレディ・スイス、増資が必要になる恐れ-バークレイズ

  • MBS販売めぐる米当局との和解金が巨額に上る可能性
  • バークレイズは両行の投資判断、目標株価とも引き下げ

ドイツ銀行とクレディ・スイス・グループは、金融危機の前に販売した住宅ローン担保証券(MBS)をめぐる問題を米当局と決着させる必要があるため、いっそうの増資を余儀なくされる恐れがある。バークレイズはこう指摘し、両行の投資判断を引き下げた。

  アナリストのジェレミー・シジー、キリ・ビジャヤラジャ、トーマス・クロカナスの3氏は9日付の投資家向けリポートで、ドイツ銀行は最大45億ドル(約4800億円)、クレディ・スイスは20億ドルを当局に支払う可能性があるとの見方を示した。

  同リポートは、両行とも普通株ティア1比率の目標を「大きく下回り、資本増強に苦戦している。株式投資家にとっての不安は和解金費用で増資に動く可能性が増すことだ」と指摘した。

  バークレイズは両行の投資判断をそれぞれ「オーバーウエート」から「イコールウエート」に修正し、目標株価も引き下げた。

原題:Deutsche Bank, Credit Suisse May Need Capital, Barclays Says(抜粋)

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