アジア投資家が米債に強気、巨額の資金用意-ウェルズ・ファーゴ

ウェルズ・ファーゴはアジアの顧客が米国の債券を買い求めていると明らかにした。日本では投資家の外債買い越し額が3週間ぶりの大きさに上った。

  最近アジア地域の顧客を歴訪したウェルズ・ファーゴのストラテジスト、ボリス・リャビンスキ氏とマイケル・シューマッハ氏は8日公表したリポートで「アジアの投資家は米債の強力な買い手であり続けている」と指摘。「米国の債券資産を買い求める金額はかなりの規模だとの印象を受けた」と語った。

  日本の財務省が9日発表した週次の対外・対内証券売買動向によると、国内投資家の外債保有高は先週で8939億円増え、5月13日終了週以来の増加幅となった。外債の投資対象は米国債が中心だ。

  米国債は先週、8カ月で最大の週ベース上昇となった。8日に行われた10年債入札では、海外の中央銀行を含む投資家グループからの需要が過去最高を記録した。9日には30年債入札が予定されている。

  ウェルズ・ファーゴの両氏はアジア歴訪中に中央銀行の外貨準備運用担当者や民間銀行の担当者と面談したが、「米国債に無条件で弱気だと語った顧客は誰1人としていなかった」と述べた。

  

原題:Wells Fargo Says Asia Bond Bulls Chasing U.S. Debt as Japan Buys(抜粋)

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