ECB社債購入2日目、フォルクスワーゲン債を買い入れ-関係者

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  • フォルクスワーゲンの2019年償還債を購入と関係者
  • 独コンチネンタルと仏オランジュの社債も購入

欧州中央銀行(ECB)の社債購入プログラムは2日目となった。

  事情に詳しい関係者が匿名を条件に述べたところによると、ECBは9日、不祥事で苦戦中のドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲン(VW)と独自動車部品メーカー、コンチネンタル、フランスの携帯電話サービス会社オランジュの社債を買い入れた。別の関係者2人によれば、これまでに購入した業種は化学品、インフラ、自動車、公益など。

  ドラギ総裁は社債購入プログラムのインパクトを強めるため、対象として適格の最低である1社からのみ投資適格の格付けを得ている社債も購入している。

  関係者が匿名を条件に述べたところによると、ECBは8日にテレコム・イタリア債を買い入れた。ムーディーズ・インベスターズ・サービスとS&Pグローバル・レーティングによるテレコム・イタリアの格付けはジャンク(投機的格付け)級だ。ECBの購入の条件は少なくとも1社から投資適格の格付けを得ていることなので、フィッチ・レーティングスの格付けによって購入が可能になった。

  8日にはほかに、ビールメーカー最大手のアンハイザー・ブッシュ(AB)インベブ、スペインの通信サービス会社テレフォニカ、欧州最大のエンジニアリング会社である独シーメンス、自動車メーカーの仏ルノー、公益企業の仏エンジーと独RWEの社債を購入していた。

  アバディーン・アセット・マネジメントのシニア投資マネジャー、ルーク・ヒックモア氏は、ドラギ総裁は「使うと言明した全ての火力を使っている」とし、「VW債を買ったことは、これが大規模なプログラムであり、総裁はこのプログラムを機能させることを決意しているという明確なメッセージだ」と語った。

原題:ECB Said to Buy Volkswagen Securities in Second Day of Purchases(抜粋)

(第5段落にコメントを追加します.)
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