【インサイト】仮面かぶった日本の成長率-増税延期と財政出動で

ブルームバーグ・インテリジェンスは、今秋に5兆円規模の追加補正予算が編成されることを前提に、日本の2016年の実質成長率を0.4%、17年を0.6%とみている。

  • 補正予算の中身は、乗数効果の低いプレミアム商品券など政府移転支出によるものが多いと見込む
  • こうした対策は消費増につながるが輸入増も伴うため、補正予算の成長率の押し上げ効果は希薄化される
  • 18年には、16-17年の財政支出増加の反動で成長率は押し下げられる
  • 追加補正予算を組まなければ、17年の成長率は0.2%と潜在成長率を下回る水準となる
  • コンセンサス対比で17年の見通しが弱いのは、具体的な構造改革の欠如も一因
  • 原文の英語記事へのリンク:INSIGHT: Abe’s Fiscal Boost, Tax Delay Mask Japan’s Weak Outlook
    (増島雄樹氏はブルームバーグ・インテリジェンス(BI)の日本担当チーフエコノミスト)
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