米アマゾン、激戦の英食品宅配市場に参入-即日配達も可能

  • ロンドンで食品宅配サービスを9日から開始、米国外で初
  • 約13万品目のカタログから注文、昼食時に午後5時の配送注文も

アマゾン・ドット・コムは、世界で最も競争が激しい生鮮食品市場の一つに参入する。

  アマゾンは9日、ロンドン中・東部で同社の「プライム」会員を対象に食品配送サービス「アマゾン・フレッシュ」を同日から始めると発表した。米国外で同サービスを展開するのは初めて。

  顧客は、大手ブランドや独立系地元メーカーの食品など約13万品目から成るカタログから注文できる。即日配達も可能で、昼食時に頼んだものが早ければ午後5時に届く。

  当初30日間は無料で試せる。その後はプライムサービスへの加入料(現在は年間79ポンド=約1万2200円)に加えて月額約7ポンドがかかる。40ポンドを超える場合の注文には追加料金が発生しないが、40ポンドに届かないと配達に約4ポンドかかる。

  ロンドンは人口密度が高く、金銭的に余裕がある人も多いため、生鮮食品の宅配市場としては魅力的だ。調査会社ミンテルによれば、買い物客の10%余りが全ての食料品を店舗ではなく宅配で調達している。英国の市場は2016年に98億ポンド、20年までに最大150億ポンドへ拡大すると予想されている。ただ、食品宅配に参入したスーパーなどによる値下げ競争も激しく、利益を出すことが課題になっている。

原題:Amazon Grocery-Delivery Service Opens to Cutthroat U.K. Market(抜粋)

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