トランプ氏:副大統領候補の選定4、5人に絞り込み-インタビュー

  • 共和党候補指名争いを繰り広げた元ライバルも含まれる
  • ウォール街からの起用の可能性、完全に否定-副大統領候補で

米大統領選の共和党候補指名が確実となった不動産王、ドナルド・トランプ氏は8日、副大統領候補の選定作業について、党主流派からの4人ないし5人の政治家に絞り込み、指名争いを繰り広げた元ライバルも含まれることを明らかにした。

  ニューヨーク市マンハッタンのトランプ・タワーでブルームバーグとのインタビューに臨んだトランプ氏は、これまで同氏への支持表明を拒んでいる元ライバル少なくとも1人が検討の対象となっているとし、その人物も「私に歩み寄る」だろうとの見通しを示した。具体名は明かさなかった。

ドナルド・トランプ氏

07: U.S. Republican Presidential candidate Donald Trump

  トランプ氏と指名を争った元ライバルで、副大統領候補として取り沙汰されているのはジョン・ケーシック・オハイオ州知事や、テッド・クルーズ上院議員(テキサス州)、クリス・クリスティー・ニュージャージー州知事。

  最終選考に残った人々のうち2人は高い評価を受けている元軍人だが、トランプ氏は「国家安全保障問題で自分はとてもうまくやれると考えている事実を踏まえれば」、実際にそのうちの1人を選ぶ公算は小さいと語った。

政治家起用のメリット

  トランプ氏は財界首脳を副大統領候補とすることは恐らくないとした上で、ウォール街出身者の起用は完全に否定。「自分の方が能力的に優れているので、その種の手腕は必要ない」と明言した。

  政治経験を持つ人物を副大統領候補とする利点としては、既に有権者やメディアの厳しい吟味を受けており、「とんでもない過去があったと後で分かる」ような可能性が小さい点を指摘した。

  前テキサス州知事のリック・ペリー氏に関しては、副大統領候補に選ぶことはないとしつつも、「高官として何らかの立場で」トランプ政権への参画を望むとコメント。通商問題などの担当者として財界首脳を政権に取り込む意向も示した。

  ニュート・ギングリッチ元下院議長を大統領首席補佐官に起用する考えがあるかとの質問に対しては、「極めて有能な人物でコミュニケーション能力も高い」としつつも、コメントを控えた。

Presumptive Republican presidential nominee Donald Trump

Source: Bloomberg)

原題:Trump Says ’No Reason’ to Raise $1 Billion for Campaign(抜粋)

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