LMEニッケル:約3カ月ぶり大幅上昇-ECB刺激策と中国指標受け

8日のロンドン金属取引所(LME)のニッケル相場はここ3カ月余りで最大の上昇となった。欧州中央銀行(ECB)の金融刺激策と中国の貿易見通し改善を受けて商品への投資意欲が高まった。

  ECBは8日、社債購入を開始し、一部の域内大手企業の社債を買い入れた。ユーロ圏の景気てこ入れに向けた量的緩和(QE)プログラムが新たな段階に入った。中国では、5月の輸入が前年同月比0.4%減と小幅な落ち込みにとどまり、内需改善が示唆された。同国の5月の乗用車販売はこの10カ月で9回目のプラスとなった。

  LMEのニッケル相場(3カ月物)は前日比4.4%高の1トン=8960ドルで終了。年初来の騰落率が1.6%上昇と、7日時点の2.7%下落からプラスに転じた。LMEではアルミニウムと銅、亜鉛、鉛、スズも値上がり。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の銅先物相場も上昇した。

原題:Nickel Climbs Most in Three Months on ECB Stimulus, China Data(抜粋)

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