中国は南シナ海での資源開発の一環として、深海での有人プラットホーム建設に向けた取り組みを加速させている。

  ブルームバーグが確認した中国科学技術省の説明資料によれば、こうした海洋の「基地」は最深で海面下3000メートルに建造される。このプロジェクトは3月に公表された中国経済の5カ年計画でも触れられており、科学技術における優先項目上位100の2番目にランクされている。説明資料によると、当局は最近プロジェクトの実行状況を検証し、プロセス加速を決めた。

  ワシントンに本部を置く戦略予算評価センター(CSBA)のブライアン・クラーク上級研究員は「この種の長期居住基地をこれほどの深海に設置するとの試みはこれまでなかったが、可能であることは確実だ」と指摘。「有人の潜水艦がこうした深海で約50年にわたり展開されている」と述べた。

  北京で6、7両日開催された米中戦略・経済対話を受け発表された32ページに及ぶ文書では、南シナ海での中国の行動をめぐる緊張については言及はなく、この問題で米中間の隔たりの大きさが浮き彫りとなっている。中国は南シナ海海域での領有権を主張し、岩礁埋め立てによる人工島造成を進め、滑走路などの一部軍事施設を設置している。

原題:China Plans Oceanic ‘Space Station’ in South China Sea (1)(抜粋)
Maritime Dispute Missing From Outcomes After U.S.-China Talks

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