クリントン氏が民主党指名争い勝利、初の女性候補-次はトランプ氏

更新日時
  • 民主・共和両党指名争い決着で焦点は本戦へ
  • カリフォルニア州もクリントン氏がサンダース氏破る

ヒラリー・クリントン前米国務長官は7日、米大統領選挙の民主党候補指名争いで勝利を宣言した。米国の主要政党で女性として初の大統領候補となる。クリントン氏は早速、大統領選の本選を視野に、共和党の候補指名が確実となっているドナルド・トランプ氏への批判を開始した。

  ホワイトハウスによれば、オバマ米大統領は7日夜にクリントン氏に電話し、指名獲得に必要な代議員数を確保したことを祝福。対立候補のバーニー・サンダース議員と9日に会談すると伝えており、数日内にクリントン氏支持を表明する見込みだ。

  この日のニュージャージー州予備選で勝利を収めた後クリントン氏はニューヨークのブルックリンで支持者らを前に、「あなたたちのおかげでこの国の歴史で初めて、女性が主要政党の大統領候補になるという画期的な出来事が実現した」と発言。「今夜の勝利は1人のものではない。女性および男性が数世代にわたり自分を犠牲にして奮闘し、この瞬間を可能にした」と語った。

  クリントン氏は今年の大統領選での選択は自明だと述べた上で、トランプ氏は米大統領になるには「気質的に不適切」だと断じた。また「米国を再び偉大な国に」というトランプ氏のスローガンは「米国を後戻りさせようと言うのと同じだ」と話した。
  
  一方、ニュージャージー州予備選を無競争で制したトランプ氏は直後のニューヨーク州ブライアクリフマナーでの集会で、自由貿易協定のせいで国内雇用が失われたと指摘。クリントン氏と夫のビル・クリントン元大統領の批判も展開し、クリントン夫妻は「自らを裕福にする政治を芸術的形式にまで高めた」と語った。また13日にもクリントン氏を攻撃する演説を計画していると明らかにした。

  クリントン氏の目は既に11月の本戦へと向いているものの、サンダース氏はカリフォルニア州での演説で、14日の首都ワシントン予備選に向けた選挙戦を続け7月の民主党全国大会まで闘いを続けると表明した。

  カリフォルニア州ではクリントン氏が勝利し、指名をさらに確実にした。7日にはニュージャージー州のほか、ニューメキシコ州とサウスダコタ州でも勝利した。
  

原題:Clinton Claims Historic Victory as Battle With Trump Begins(抜粋)

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