中国:5月の輸出は安定化示す、元安で-輸入は内需改善を示唆

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  • 輸入はドルベースで0.4%減と、2004年後半以来の小幅な落ち込み
  • 人民元ベースでは輸出、輸入共にドル建てより良い結果に

中国の輸出は5月に安定化を示した。世界最大の貿易国である同国で、人民元相場の下落が若干の成長押し上げ要因となっている。一方、輸入は内需の改善を示唆した。

   税関総署が8日発表した5月のドル建て貿易統計によれば、輸出は前年同月比4.1%減少。輸入は同0.4%減と、2004年後半以来の小幅な落ち込みにとどまった。その結果、貿易黒字は500億ドル(約5兆3500億円)となった。人民元安を反映し、元ベースでは輸出、輸入共にドル建てよりも良い内容だった。

  ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)の大中華圏チーフエコノミスト、胡志鵬氏(シンガポール在勤)は「中国の輸出の最悪期は過ぎた」と述べ、為替変動のためドル建て輸出は若干誤解を招く内容だと指摘。「実際に輸出数量は控えめな増加を示した。人民元は通貨バスケットに対して下落し、輸出を支援している」と語った。

  ドルベースの輸入の市場予想は6.8%減。輸出の減少幅はブルームバーグが調査したエコノミストの予想とほぼ一致した。

原題:China Exports Stabilize in May as Weaker Yuan Gives Support (1)(抜粋)

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