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ゴールドマン、フィリピン次期大統領を評価-潜在成長率高まる公算

  • ドゥテルテ氏の大統領選の公約が実施されれば恩恵と指摘
  • フィリピン経済は1-3月成長率が中国を上回るなど既に好調

ゴールドマン・サックス・グループは、フィリピンの次期大統領に選ばれたロドリゴ・ドゥテルテ氏について、フィリピン経済に恩恵をもたらす可能性があるとの見方を示した。

  ゴールドマンのアナリストらはマニラで最近開かれた会合を受け、インフラ支出拡大や企業関連のお役所手続き削減、農業への投資増加を負託されたドゥテルテ氏の選出で、フィリピンの潜在成長率が高まる可能性を指摘した。

  フィリピンの1-3月(第1四半期)成長率は6.9%と、中国を上回った。ゴールドマンの見解は、既に世界で最も経済が好調な国の一つと見なされているフィリピンへの追い風となる。

  ゴールドマンのエコノミスト、マチュー・ドロマゲ氏はリポートで、「表明されている政策案が成功裏に実施されれば、当社が既に持っているフィリピンのマクロ経済に対するポジティブな見通しが一層明るいものとなり得る」と指摘した。

  時に過激な発言などでフィリピンの政治に波紋を投げ掛けてきたドゥテルテ氏(71)は、30日に就任する。

  ゴールドマンは、約6.7%と見込むフィリピンの潜在成長率について、投資や人口動態、生産性といった要因が支えとなり、向こう10年の早い時期に7%に高まる可能性があるとみている。

原題:Goldman Sachs Comes Out Bullish on a Strong-Willed Duterte(抜粋)

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