シェル:設備投資さらに削減へ-BG買収に伴うコスト減予想引き上げ

  • シェル:今年の設備投資見通しを10億ドル引き下げ290億ドルに
  • BG買収による相乗効果は2018年に45億ドル-35億ドルから引き上げ

欧州最大の石油会社、英・オランダ系ロイヤル・ダッチ・シェルは、設備投資をさらに削減する方針を示すとともに、英BGグループ買収に伴うコスト削減幅の見通しを引き上げた。同社は引き続きエネルギー価格下落への対応を進めている。

  シェルは7日、今年の設備投資額が290億ドル(約3兆1000億円)になるとの見通しを発表した。5月時点では300億ドルに「向かっている」とし、従来予想の330億ドルから引き下げていた。BG買収による相乗効果については、2018年に45億ドルのコスト削減が可能との見方を示し、従来予想の35億ドルから引き上げた。

  原油価格が下落する中、540億ドル規模に上るBG買収という賭けに出たシェルのベン・ファンブールデン最高経営責任者(CEO)は投資家に対し、原油価格下落局面でのリターン向上とキャッシュフローを約束している。同CEOは契約の再交渉や数千人規模の人員削減を進めるとともに、シェルの資産売却プログラムを継続。原油価格下落を乗り切るため効率性の改善を目指している。

  ファンブールデンCEOはブルームバーグテレビジョンとのインタビューで「原油価格がさらなる対処が必要な水準となれば、当社は対応を進めるだろう。コスト削減という意味では依然として余地がある。投資プログラムの延期や中止についてもさらに余地がある」と述べた。
  
原題:Shell Deepens Spending Cuts, Promises More Savings From BG (2)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE