LIBOR裁判審理終了、銀行特有の誠実基準は通用しないと英検察

  • 検察、陪審員に一般基準に照らして判決下すよう呼び掛け
  • ジョンソン被告の有罪答弁「極めて明快な共謀の証拠」

ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の操作で共謀した疑いに問われている英銀バークレイズの元行員5人の裁判で、検察は陪審員に対し、銀行業界の基準ではなく一般社会の基準で誠実かを問い、裁くべきだと呼び掛けた。

  英重大不正捜査局(SFO)のジェームズ・ハインズ氏は7日の最終論告で、「他のバンカーが5人の行為を誠実だと見なすかどうかが問題なのではない」とし、「単にそのようなことが問われているのではない」と続けた。

  共謀の罪に問われ、裁判で争っているのはアレックス・パボン、スティリアノス・コントグラス、ジェイ・マーチャント、ライアン・ライクの各被告。もう1人のピーター・ジョンソン被告はLIBOR操作で有罪を認めている。

  ハインズ氏はジョンソン被告が有罪を認めていることに触れ、5人の間にLIBOR操作の共謀があったことを示す「可能な限りの明快な証拠」だと指摘した。

  この日の論告で9週間にわたった審理は終了。公判では多数のバークレイズ幹部が証言し、非中核資産部門トップを務めるハリー・ハリソン氏も証言台に立った。5人は有罪と判断される場合、最高で禁錮10年の刑が下る可能性がある。

原題:Ex-Barclays Traders Don’t Have Special Honesty Code, SFO Says(抜粋)

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