ソシエテ損失事件のケルビエル氏、不当解雇の賠償約5500万円勝ち取る

  • パリの雇用裁判所、ケルビエル氏が求めた数十億ユーロは認めず
  • ケルビエル氏の未承認取引でソシエテが被った損失は約6000億円

未承認トレードで仏銀ソシエテ・ジェネラルに49億ユーロ(約6000億円)の巨額損失を負わせたとして、有罪判決を受けて服役したジェローム・ケルビエル氏は、不当解雇による損害賠償を求めてパリの雇用裁判所に起こした裁判で、45万ユーロを超える賠償金等を勝ち取った。

  雇用裁判所は7日、不当解雇の賠償として10万ユーロ、2007年の賞与として30万ユーロの支払いなどを認めた。ケルビエル氏はソシエテが被った損失を上回る数十億ユーロ規模の支払いを求めていたが、裁判所は認めなかった。同氏はフランス国内で別の裁判も起こしており、今回の決定の影響が及ぶ可能性がある。

  判決により、即座に8万ユーロをケルビエル氏に支払うことを命じられたソシエテ・ジェネラルは、これを不服として「直ちに」上訴する意向だと、同行の代理人であるアルノー・シャーレ弁護士が述べた。

原題:Kerviel Wins More Than $510,000 in Suit Over SocGen Firing (1)(抜粋)

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