中国:5月末の外貨準備高、減少-2011年以来の低水準

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中国の外貨準備は5月に減少し、2011年後半以来の低水準となった。ドル上昇で他通貨の評価額減少が響いた。

  中国人民銀行(中央銀行)が7日発表した資料によると、外貨準備高は5月末時点で3兆1900億ドル(約344兆円)と、4月末に比べて280億ドル減少した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値の3兆2000億ドルとほぼ一致した。

  コモンウェルス銀行の中国・アジア担当シドニー在勤エコノミスト、李煒氏は「元安見通しが後退し、人民銀は為替市場への介入で外貨準備を使わなかった」と指摘。5月の「外貨準備減少はほぼドル高効果によるもので、他通貨の価値が目減りした」と述べた。

  これは国際通貨基金(IMF)の特別引き出し権(SDR)建て外貨準備の増加によっても確認できる。5月末時点のSDR建て外貨準備高は2兆2800億SDR。前月末は2兆2700億SDRだった。
  

原題:China Foreign Reserves Slip to Lowest Since 2011 on Weaker Yuan(抜粋)

(1段落目に内容を書き足し、3段落目以降に背景など付け加えます.)
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