アジア・太平洋株式サマリー:香港、インド株が上昇-上海総合は小高い

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  7日の香港株式相場は約5週間ぶりの高値に上昇。不動産やエネルギー関連銘柄を中心に買われた。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が緩やかな利上げが必要との考えをあらためて示す中で、商品市場が強気相場入りした。

  ハンセン指数は前日比1.4%高の21328.24で終了。同指数は2015年7月以来で初めて200日移動平均を上回った。香港上場の中国本土株の指標であるハンセン中国企業株(H株)指数は1.6%高。8営業日続伸し、15年4月以降で最長の上昇局面となった。

  パートナーズ・キャピタル・インターナショナル(香港)の温天納(ロナルド・ワン)最高経営責任者(CEO)は、「香港株反発の材料となっているのは、深圳証券取引所との接続開始が間近だとのうわさが続いていることだ」と指摘。「さらに重要なことに、米早期利上げ観測の後退が株式需要を刺激している」と述べた。

  信和置業(サイノ・ランド、83 HK)やリンクREIT(823 HK)が買われ、香港不動産株の指標を押し上げた。中海油田服務(2883 HK)は8.6%上げ、ペトロチャイナ(中国石油、857 HK)は2.6%高。

  中国本土市場では上海総合指数が0.1%高で引けた。一時は0.4%下げる場面もあった。9日、10日の本土市場は祝日のため休場となる。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  7日のインド株式相場は7カ月ぶり高値を付けた。インド準備銀行(中央銀行)は政策決定会合で政策金利を据え置いたものの、緩和的姿勢を堅持する方針を示した。

  指標のS&P・BSEセンセックスの構成銘柄の中で、ICICI銀行とインドステイト銀行の上げが目立った。消費財メーカーのヒンドゥスタン・ユニリーバは約1カ月ぶり高値、たばこ会社ITCは1年3カ月ぶりの高値までそれぞれ買い進まれた。製薬会社サン・ファーマシューティカルズ・インダストリーズは7営業日ぶりに値上がりした。

  センセックスは前日比0.9%高の27009.67で終了。昨年10月末以降で初めて2万7000の大台に乗せた。ラジャン総裁率いるインド中銀は政策金利を5年ぶり低水準となる6.5%に据え置いた上で、状況が許す限り利下げする意思を持ち続けていると明らかにした。
 
(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比0.2%高の5371.03。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前営業日比1.3%高の2011.63。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比1%高の8679.90。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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