トランプ氏、NY高級住宅物件を息子に売却-相場を72%下回る価格

  • 「100セントラルパークサウス」の2物件をそれぞれ35万ドルで売却
  • 息子のエリック氏は最上階の2区画を既に所有している

米大統領選の共和党候補の指名獲得を確実にしたドナルド・トランプ氏は、ニューヨーク市マンハッタンのセントラルパークサウスにある集合住宅の2区画を約70万ドル(約7500万円)で息子のエリック氏に売却した。これは相場を大きく下回る価格だ。

  ニューヨーク市の記録によると、トランプ氏は4月26日に「100セントラルパークサウス」の最上階部分の2つの物件(各500平方フィート=46.5平方メートル)をそれぞれ35万ドルで売却。不動産データ会社のストリートイージーによれば、1平方フィート当たりの売却価格は700ドルと、高級住宅であるセントラルパークサウスの実勢相場を72%下回る。

  ストリートイージーの1月のリポートによると、セントラルパークサウスの住宅用不動産の1平方フィート当たりの販売価格(中央値)は2521ドル。非公開情報であることを理由に関係者が匿名を条件に語ったところでは、今回の物件はいずれもリフォームが済んでおらず、ビルの換気シャフトに面しており、価値はその分下がるという。

  ニューヨーク市に提出された譲渡証書には、エリック氏の名前が買い手として記載されている。同氏はトランプ・オーガニゼーションで開発・取得担当のエグゼクティブバイスプレジデントを務めており、同市の記録によれば、100セントラルパークサウス最上階の2区画を既に所有している。売り手のトランプCPS LLCを代表し、父親のトランプ氏が書類に署名した。エリック・トランプ氏は、今回の取引に関するコメントを控えると電子メールで回答した。

原題:Trump Sold Central Park South Condos to Son at 72% Discount (1)(抜粋)

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