UBSを「A-」に格上げ、レバレッジ引き下げの成功で-S&P

スイスの銀行UBSグループの格付けを米 S&Pグローバル・レーティングが引き上げた。バランスシート圧縮の ほか、投資銀行からウェルスマネジメントへの事業の軸足シフトを評価 している。

S&Pは6日の発表資料で、UBSの格付けを「BBB+」から投 資適格級で7番目に高い「A-」への引き上げを明らかにした。さらな る格上げには、過去の不祥事に関する訴訟リスク低下のほか、財務上の 目標達成を「楽に」こなす必要があると指摘した。

発表文でS&Pは「ウェルスマネジメントを中心とするビジネスモ デルとまとまりあるグループ戦略、レバレッジ引き下げの成功がUBS グループおよび中核子会社の信用力を改善させた」と説明した。

チューリヒに本店を置くUBSの資産は3月末時点で9670億スイ ス・フラン(約107兆円)と、2011年末の1兆4200億フランから大幅減 少。事業再編で14年10-12月期に持ち株会社となったUBSグループの 格付けをS&Pは15年2月に開始し、「BBB+」を付与した。同年12 月に見通しを「ポジティブ(強含み)」とし、「安定的」から変更して いた。

原題:UBS Upgraded by S&P on ‘Successful Deleveraging,’ Strategy (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE