JPモルガンとシティ、分割よりも今の方が高リターン-ハート氏

米銀JPモルガン・チェースとシティグループは、銀行業務を分割するよりも現在の組織構造を維持した方が株主により高いリターンを提供できるとサンドラー・オニール・アンド・パートナーズのアナリスト、ジェ フリー・ハート氏が指摘した。

  ハート氏は6日のブルームバーグとのテレビインタビューで、「両行は個別の部門ごとに分割するよりも統合された事業体として存続した方が株主資本利益率(ROE)は高くなり、より良いリターンが得られるだろう。集合体としてのROEが、分割後の各部門のROEの合計を一体どの時点で下回るのかという重要な問い掛けを投資家は行う必要がある」と語った。

  同氏は多くの米銀が目先は不安定な状況に直面することが予想されるとしながらも、経済がプラス成長を維持する限り悪くない業績が見込めると発言。米連邦準備制度が米銀に求める資本要件については、アナリストや投資家はその大部分を既に織り込み済みだとの見方を示した。

原題:JPMorgan, Citigroup Returns Higher Than If Split Up, Harte Says(抜粋)

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