米エイビスとハーツの株価上昇-レンタカー料金回復の兆しで

  • 「米州の料金設定は持ち直してきた」とエイビスのCFO
  • 車両の過剰供給を背景に両社の株価は今年下落してきた

6日の米株式市場で米レンタカー会社エイビス・バジェット・グループの株価が約5カ月ぶりの高値に上昇した。デービッド・ワイシュナー最高財務責任者(CFO)は業績を圧迫していた料金の下押し圧力に緩和の兆しが見えていると述べた。

  同社の株価終値は前営業日比7.2%高の32.57ドルと1月以来の高値。6日のゴールドマン・サックス主催会議での同CFOの発言を材料に、米同業のハーツ・グローバル・ホールディングスの株価も7.2%高の10.77ドルと、3月以来の高値となった。

  ワイシュナーCFOは「4-6月(第2四半期)のこれまでの動向を踏まえると、フリート(大口顧客)向けが需要により見合った水準になりつつあり、料金設定の環境はかなり健全で、力強いとまで言えそうだと考えている」とアナリストや投資家に向けて発言。「わが業界はこの1年半、若干厳しかったが、この点で最近は明るい気分になっている。フリート向けを絞り、比較的引き締まった状態となっている」と説明した。

 エイビスやハーツの株価は今年に入って大幅に下落。レンタカー車両の過剰供給が料金の重しとなり収益を押し下げていた。2月には2016年の見通しが市場予想を下回ったことを手がかりにエイビスの株価が下落。1-3月(第1四半期)決算で予想を上回る赤字を計上したことで5月3日にも株価が下げていた。

原題:Avis, Hertz Rise as Rental Price Recovery Seen Amid Fleet Cuts(抜粋)

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