ブラジル株:ボベスパ指数反落-通貨レアルは商品相場高で上昇

  • レアルはこの6営業日で5回目の値上がり
  • 鉄鉱石生産のヴァーレや鉄鋼のジェルダウが高い

6日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数は反落。一方、通貨レアルは新興市場通貨が上昇する中で4営業日続伸し、この5週間で最長の上昇局面となった。

  ボベスパ指数は前週末の終値を挟んで上下に振れた後、0.4%安の50431.80で取引を終了。鉄鉱石生産のヴァーレは商品相場高に伴い3.1%、鉄鋼メーカーのジェルダウは3.9%それぞれ上昇。ブルームバーグ商品指数は強気相場入りし、ブラジルの資源輸出見通しが改善した。ブルームバーグが調査対象とする新興市場の20通貨で構成する指数も上昇した。大学運営のクロトン・エデュカシオナルは下落し、2.2%の値下がり。レアルは1.1%高の1ドル=3.4894レアル。

  レアルは今月に入り、新興市場国通貨の中で2番目のパフォーマンスを示している。汚職捜査をめぐる国内の政治的混乱への懸念があるものの、米国の利上げ時期が遅れるとの見方が強まったほか、原油価格が1バレル=50ドル近辺で推移していることの方が材料視されている。

  ABNアムロ・グループの為替・貴金属ストラテジスト、ジョルジェット・ブーレ氏(アムステルダム在勤)は「商品相場は堅調で、関連通貨を支えている。しかし新興市場に対する全般的なセンチメントが悪化すれば、国内のマイナスの動向の全てがレアルに圧力を加えるだろう」と述べた。

原題:Brazil’s Real Gains on Commodity Rally as Ibovespa Declines(抜粋)

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