NY原油(6日):10カ月ぶり高値に反発、需給改善への期待広がる

6日のニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が大幅反発し、約10カ月ぶり高値で引けた。世界的な供給超過の解消に向けた期待が広がった。米利上げ先送り観測がドル先安観につながり、ドル建てで取引される商品の妙味が高まった。イタリアのENIはナイジェリアの設備が武装勢力に攻撃され、日量6万5000バレルの原油生産を停止したと発表した。

  みずほセキュリティーズUSA(ニューヨーク)の先物部門ディレクター、ボブ・ヨーガー氏は「先週金曜日に出た雇用統計への反応がまだ終わっていない」と指摘。「きょうのドルはあまり動いていないが、まだ底入れはしていないと思う。ENIがナイジェリアで抱える問題も、原油価格に上向きの圧力を高めている」と述べた。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は前営業日比1.07ドル(2.20%)高い1バレル=49.69ドルで終了。昨年7月21日以来の高値。ロンドンICEの北海ブレント8月限は91セント(1.8%)上昇の50.55ドル。

原題:Crude Oil Closes at Ten-Month High as Market Seen Rebalancing(抜粋)

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