欧州株:上昇、英国株が高い-商品高で鉱業株や石油・ガス株に買い

6日の欧州株式相場は反発。指標のストックス欧州600指数は先週、週間ベースで1カ月ぶりの値下がりとなっていた。商品高を背景に石油・ガス株や鉱業株が買われた。英国株の上げも目立った。

  英豪系のリオ・ティントとBHPビリトンを中心に鉱業株が買われ、ストックス600指数の業種別19指数の中で上昇率首位となった。石油・ガス株では英BPが2.8%上昇。アブダビのマンスーリ経済開発庁長官が原油価格は年内に1バレル=60ドルに上昇する可能性があるとの見方を示し、原油相場が上昇したことが手掛かり。

  一方、仏蘭系航空会社エールフランス・KLMグループが5.4%下げるなど、旅行関連銘柄が大きく下げた。バークレイズが航空株の目標株価を引き下げたことが嫌気された。

  ストックス600指数は前週末比0.3%高の342.41で引けた。英FTSE指数は1%高と、西欧の主要株価指数の中で上昇率が最も大きかった。英国の欧州連合(EU)残留・離脱の是非を問う国民投票まで3週間足らずとなる中、離脱派の優勢を示す世論調査が公表され、ポンドが下落。鉱業株の上昇も指数を押し上げた。

  ランプ・アセット・マネジメント(デュッセルドルフ)で3億ユーロ相当の資産運用に携わるミヒャエル・ボイシュネック氏は「石油と商品銘柄が再び好調で、株式への追い風となった。だが、英国民投票が近づくにつれ極めて値動きの荒い週となるだろう」と発言。さらに「3日の米雇用統計で利上げがないとの認識が広がった。とは言え長期的なトレンドを無視するべきではなく、個人的には気にしていない」と付け加えた。

原題:Europe Stocks Advance as Miners, Oil Shares Climb on Price Gains(抜粋)

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