HSBC、投資銀行部門の新体制が明らかに-大口法人顧客を囲い込み

英銀HSBCホールディングスが実施する投資銀行部門の再編について、詳細が明らかになった。大口の法人顧客を囲い込むための事業範囲を拡大する。同行は4カ月前、この転換を後押しするべく米ゴールドマン・サックス・グループ出身のマシュー・ウェスターマン氏を採用した。

  ブルームバーグは、投資銀行部門を共同で率いるウェスターマン、ロビン・フィリップス両氏の行員に宛てた6日付の文書を入手。これによると、HSBCは融資とトランザクション・バンキングの2部門を統合させ、フィリップ・アンリ氏が率いる法人・金融・マルチナショナル・バンキング部門を新たに発足させる。

  投資銀行部門はトレーディング部門との合弁で、ストラクチャード・ファイナンス事業も開始する。この事業はケビン・ゴドフリー氏が指揮を執る。

  コスト削減と大口顧客からの手数料収入増加に向けた圧力が強まる中、グローバルバンキング・マーケッツ担当最高経営責任者(CEO)のサミル・アサフ氏が事業再編に踏み切った格好だ。事情に詳しい関係者によると、HSBCは助言業務とキャピタルファイナンシング業務の統合で重複するポストの削減を進めており、過去数週間に数十人のシニアバンカーが退社した。

  

原題:HSBC Lays Out Structure for Reshaped Investment Banking Unit(抜粋)

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