今年の米経済は4年ぶりの低成長も、大統領選が影響か-NABE調査

  • 約60%のエコノミストは大統領選めぐる不透明感が打撃になると回答
  • 企業利益は2011年以来のマイナスになる見込み

今年の米経済は大統領選をめぐる不透明感が影を落とし、2012年以来4年ぶりの低成長にとどまる見込みであることが、全米企業エコノミスト協会(NABE)の最新調査で明らかになった。
  
  NABEの四半期調査によると、今年の米国の国内総生産(GDP)予想成長率は10-12月(第4四半期)ベースの比較で前年比1.9%と、3月公表の前回調査の予測(2.5%)を下回った。昨年の実績は2%だった。

  回答者の60%近くが11月の米大統領選をめぐる不透明感が米経済の打撃になると指摘した。

  NABEのリサ・エンスボマッティングリー氏は16年の成長率見通しが下方修正された最大の要因として弱い設備投資を挙げた。昨年は2.8%増だったが、今年は失速する見通しだ。

  調査によれば、今年の企業利益も11年以来のマイナスになると予想されている。同年は2.9%減少した。在庫評価と資本減耗調整を除く税引き後利益は2%減となる見込み。昨年は3.3%増加した。

  調査はエコノミスト48人を対象に5月2日から17日にかけて実施した。

原題:U.S. Economy Projected to Expand This Year by Least Since 2012 (抜粋)

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