マイナス金利効果Jリートに軍配、下落不動産株と明暗-チャート

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日本銀行のマイナス金利政策下で、不動産をめぐる金融商品の値動きが対照的だ。Jリートの投資口価格(株価に相当)は年初来約9%上昇しているのに対し、不動産株で構成されるTOPIX不動産業指数は約13%下落している(3日終値)。Jリートは投資家から集めた資金でオフィスや賃貸マンションなどに投資し、テナントからの賃貸収入を配当として分配する仕組み。クレディスイス証券の望月政広アナリストは、「利益のほとんどを配当するので、金利コスト低下で配当が増える」と話す。一方、不動産株は年初来の日本株の全般安につられているほか、「不動産業界も金利低下の恩恵をもちろん受けるが、開発をして利益を出すまでに時間がかかる」と同氏は言う。配当利回りはJリートは3.0%、TOPIX不動産業指数は1.21%となっている。

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