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エメマン産地コロンビア、日本のコーヒー需要増に期待-生産者連合会

  • コーヒー豆の品質がより求められる日本市場の要求に応えられる
  • 16年のコロンビアのコーヒー豆生産量は1400万袋に近い水準見込む

高級コーヒー豆「エメラルドマウテン」の産地としても有名なコロンビア。コーヒー豆や製品の輸出団体であるコロンビア生産者連合会の総裁を務めるロベルト・ベレス氏は3日、都内でのブルームバーグとのインタビューで「日本市場ではコーヒー豆の品質の良さがより求められており、われわれはその要求に応えることができる」と述べ、コーヒー消費大国である日本での販売拡大に意欲を示した。

  ベレス氏は「日本の消費者は常に良い品質、多様な商品そして新しいアイデアを求めている」と指摘。「コロンビアはこれらの要素を備えており、日本市場でさらに伸ばしていくことが可能だ」と語った。近くコロンビア産コーヒー豆100%を使用した缶コーヒーが日本で発売される見通しといい、人気の出たコンビニエンスストア店頭でのいれたてコーヒー向けだけではなく、缶コーヒー向けにもさまざまなアイデアを提案しているという。

  日本コカ・コーラのウェブサイトによると、缶コーヒーで唯一エメラルドマウンテンを使用した商品を同社の「ジョージア」ブランドで販売。コロンビア産コーヒー豆の中でも全体のわずか1-2%にしか認証されない希少な高級豆という。ベレス氏は同商品がコロンビア産コーヒーの象徴的な商品ともなっており、1994年の販売以来、消費者に好まれていることに大変感謝していると述べた。

  国内のコーヒー消費量は昨年2年連続で過去最高を更新した。日本はコーヒー豆輸入量で米国、ドイツに次ぐ世界3位。日本の輸入先のうち、コロンビアはブラジル、ベトナムに次ぐ。財務省の貿易統計によるとコロンビアからの2015年の輸入量は7万8900トンと前の年と比べて3割弱増加した。

  ベレス氏は16年のコロンビアのコーヒー豆生産量は1400万袋(1袋=60キログラム)に近い水準を見込むと述べた。4月末時点の予測1300万ー1350万袋から上振れるとの見通しを示した。15年の生産量は1420万袋と、過去約20年で最高の水準だった。エルニーニョ現象による降雨量の減少でコーヒーの実が小ぶりになるという品質への影響は出たが、古くなったコーヒーの木から新しい木への植え替えを進めてきたことで収穫性が向上、生産への影響は限定的との見方を示した。

  同国ではコーヒー豆全体の生産量のうち95%を輸出しており、輸出量は生産量に左右される。天候状況が良ければ年1450万-1500万袋を生産できるという。

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