【ECB要人発言録】:低インフレを根付かせないことが最重要-総裁

5月30日から6月5日までの欧州中央銀行 (ECB)要人らの主な発言は次の通り(記事全文は発言者の氏名をクリックしてください)。

<6月4日>
ビルロワドガロー仏中銀総裁(イタリア・トレントでのイベントで発言):英国がEUから離脱すれば金融スプレッドが拡大し、長期的に英経済に大きな影響を及ぼす公算が大きく、EUにとって極めてつらいことになる。

ビルロワドガロー仏中銀総裁(トレントでのイベントで):金融政策は各国・地域の金融当局が弱い成長に対処する唯一の方法ではないが、ECBはインフレ目標が達成されるまで行動する。

ヤズベツ・スロベニア中央銀行総裁(スロベニア紙デロとのインタビューで):ユーロ圏の低金利は経済動向を反映している。ECBは低金利を理由に何度も批判されているが、金融政策は長期トレンドに反応しているだけだ。

<6月3日>
ノボトニー・オーストリア中銀総裁(CNBCとのインタビューで):今年下期(7-12月)にインフレ率が明瞭に上向くだろう。インフレ率を動かす主因が原油価格であることをわれわれ全てが認識している。原油価格は非常に政治的な相場であり、予測は容易ではない。来年はかなり大きなインフレ率上昇になるだろう。

<6月2日>
ドラギ総裁(政策決定後の記者会見で):ECBの金融政策措置の恩恵をフルに享受するには、他の政策分野が国と欧州レベルの双方で現在よりもはるかに断固として貢献する必要がある。低インフレ環境が根付かないようにすることが最重要だ。

ドラギ総裁(記者会見で):ECBの政策金利は長期にわたり現行またはそれ以下の低い水準に、資産購入の終了から相当後までとどまると予想

<5月31日>
ビスコ・イタリア中銀総裁(ローマで講演):低インフレは引き続き金融政策に突き付けられている課題だ。ECBは引き続き、責務の範囲内で利用できるあらゆる手段を必要に応じて駆使する。

前週の発言録はここをクリックしてください。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE