モハメド・アリ氏が死去-ボクシング界に偉大な足跡残す

ボクシングの元世界ヘビー級チャンピオン、モハメド・アリ氏が死去した。74歳だった。同氏の家族が声明を発表した。アリ氏はその強い個性と行動でスポーツの枠を超え、社会改革の世界的なシンボルとなっていた。

  AP通信によれば、アリ氏は今週、呼吸器疾患のためアリゾナ州フェニックス地域の病院に入院。パーキンソン病を患っており、一部の医師は発症はボクサーとしての20年にわたる戦いの結果だと述べていた。

  スポーツ界の歴史において偉大な足跡を残したアリ氏は、人種や宗教、戦争などの問題についても積極的に発言。病気の診断を受けてからは、かつての饒舌(じょうぜつ)ぶりは影を潜めた。難病を抱えながらも1996年のアトランタ五輪では聖火台に火をともし、2012年のロンドン五輪開会式にも姿を見せ、称賛と敬意を集めた。

  アリ氏は1964年に世界ヘビー級王者のソニー・リストンを破って初めて王座に就いた。タイトル防衛を重ねた後、ベトナム戦争での兵役を拒否。タイトルをはく奪されリングから遠ざかったが、74年に無敗の王者ジョージ・フォアマンに勝利し、復活を果たした。

原題:Muhammad Ali, ‘Greatest’ Boxer Who Riveted World, Dies at 74 (1)(抜粋)

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