欧州債(3日):ドイツ債上昇、各年限利回りが過去最低-安全志向で

3日の欧州債市場ではドイツ国債が上昇した。市場予想を下回る米雇用統計で安全資産へのシフトが進み、ドイツ10年債利回りは過去最低となった。

  欧州債の指標とされるドイツ10年債は米10年債に追随して上昇。この日の米雇用統計を受け、金利先物価格が織り込む6月の利上げ確率は事実上ゼロに低下した。さらに英国の欧州連合(EU)離脱の可能性が上昇しつつあるとの臆測も手伝い、ドイツ債は5年債、8年債、9年債の利回りもそれぞれ過去最低に沈んだ。

  ロンドン時間午後5時現在、ドイツ10年債利回りは前日比5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の0.068%。価格(表面利率0.5%、2026年2月償還)は0.45上昇の104.17。5年債利回りはマイナス0.416%、8年債利回りはマイナス0.202%、9年債利回りはマイナス0.079%となった。

  SEBのシニア金利ストラテジスト、マリウス・ダハイム氏(フランクフルト在勤)は「米当局は慎重を期す傾向があり、個人的には6月利上げの可能性は消え、英国のEU残留が決まったとしても7月も公算が小さいとみている」との見方を示し、ドイツ10年債利回りが「0.1%未満で落ち着く可能性もある」と述べた。

原題:German 10-Year Bond Yields Close at Record Low as Havens Rally(抜粋)

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