ウォール街と米業界団体が結束-年金管理の証券会社への新規定に反対

米国の年金口座を管理する証券会社を対象とする新たな規定への反対で、金融界などの米業界団体が結束した。米政府が4月に示した新規定には「意図的に機能しない」受託基準が含まれていると主張している。

  米国証券業金融市場協会(SIFMA)や退職年金保険協会(IRI)などの業界団体に米国商業会議所も加わり、新規定を策定した労働省とペレス労働長官を相手取った訴訟をダラスの連邦地裁に1日起こした。業界団体側は労働省が米証券取引委員会(SEC)の管轄を侵害しており、議会が定めたブローカー・ディーラー規制の範囲を逸脱していると指摘した。

  ペレス労働長官は「この提訴は顧客にとっての最善の利益より自らの利益を優先させたい業界の願いを立証している」と反論する声明を発表。首都ワシントンの連邦地裁で2日起こされた関連訴訟では、業界団体が来年予定されている新規定適用の差し止め命令を求めている。

原題:Wall Street Groups Sue to Block ‘Unworkable’ Fiduciary Rule (1)(抜粋)

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