ノーブル・グループ:中国政府系ファンドの支援でライツイシュー

更新日時
  • エルマン会長は今後12カ月以内の退任を望んでいる
  • ライツイシューの実施価格は2日終値を63%下回る

シンガポール上場の商品取引会社ノーブル・グループは中国の政府系ファンド(SWF)である中国投資(CIC)の支援を得て、約5億ドル(約540億円)のライツイシュー(株主割当増資の一種)を実施することを承認した。同社はまた、創業者で会長のリチャード・エルマン氏の後継者選びの計画を発表した。株価は2003年以来の安値に下落した。

  3日の届け出によると、ノーブルは既存株主に対して保有株1株当たり新株1株を11シンガポール・セントで取得する権利を割り当てる。この価格は同社株の2日終値を63%下回る。新株のうち、筆頭株主のエルマン氏は割り当てられた権利の一部を行使して6億2550万株を取得することで合意しているほか、3位株主のCICは権利を全て使って6億3060万株を取得する。

  また、ノーブルによると、エルマン氏の要請に基づき、取締役会は後任選びの選択肢を検討する小委員会を設立し、非常勤会長となる後任者を選定する。エルマン氏は今後12カ月以内に会長職を退任することを望んでいるという。

  3日のシンガポール株式市場でノーブルの株価は一時13%安の26セントとなった後、午前11時34分(日本時間午後0時34分)現在は26.5セント。

原題:Noble Group Plans China-Backed Issue as Elman to Step Down (1)(抜粋)

(2段落目以降に詳細や株価を追加して更新します.)
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