「行き過ぎた行動」で息子につらい思い-1週間ぶり保護男児の父親

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北海道七飯町の山林で行方不明になってからほぼ1週間後に鹿部町の陸上自衛隊駒ケ岳演習場で保護された田野岡大和くん(7)の父親が3日、記者会見した。行き過ぎた行動によって息子につらい思いをさせたと述べ、関係者に陳謝した。

  大和くんが運ばれた病院前で会見した父親の貴之さん(44)は「行き過ぎた行動で息子につらい思いをさせた。学校関係者や捜索に携わった方々に迷惑をおかけした」と述べた。大和くんに会った際には「とてもつらい思いをさせて本当にごめんな」と伝え、大和くんは「うん」とうなずいたという。「まさかこうなるとは思っていなかった」とも話し、これからは今まで以上に息子に愛情を注ぎ、成長を見守りたいと述べた。

  共同通信によると、大和くんは先月28日、家族4人で訪れた公園で人や車に石を投げ付けたため、しつけとして同日午後5時ごろ、七飯町の林道で車から降ろされた。約5分後に貴之さんが戻ると姿がなく、行方不明になっていた。

  搬送された市立函館病院の会見によると、大和くんは、命に関わるけがは認められずしっかりしているが、体温が少し低かったため保温と点滴をしたという。病院の会見はNHKが中継した。ほぼ一週間水しか取らず、自衛隊員に保護されたことでおにぎり2個を食べたという。

  NHKは大和くんが3日午前8時前、無事に保護されたと報じた。同演習場は行方不明になった場所から北におよそ4キロ離れてており、自衛隊員が体を休めるための施設の中にいた男の子を発見した。自衛隊員が「大和くん」と声をかけると「そうです」と答えたとしている。隊員が寝泊まりするマットに挟まって寝ていたという。

(男児の父親の会見発言を第1段落から追加して更新します.)
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