7&iHD:米国コンビニチェーンを買収、北米での収益拡大へ

国内コンビニエンスストアチェーン最大手のセブン&アイ・ホールディングス(HD)は、コンビニ運営の米CSTブランズからカリフォルニア州とワイオミング州の79店舗を買収する。国内市場での大きな成長が期待できない中、北米でのコンビニ事業で収益拡大を狙う

  米国でコンビニ事業を展開する子会社のセブン-イレブンを通じて買収すると同社が2日に発表した。条件の詳細は明らかにされていない。買収による利益貢献は中長期的なものと見込んでおり、今期(2017年2月期)の連結決算への影響は最小限にとどまると予想している。

  発表を受けて7&iHD株は上昇しており、3日の取引で一時前日比103円(2.2%)高の4724円をつけた。

  7&iHDの新社長に就任した井阪隆一氏は先月のインタビューで米国コンビニ事業を強化する方針を明らかにしており、「まだまだ伸びしろがある国だ。日本と同じで、すぐに食べられるタイプの食品が強化されれば、その分、1店舗あたりの売り上げは伸びる」と述べていた。同氏によると米国では2月末時点で7995店を展開しており、同国コンビニ市場でのシェアは約6%だとしていた。

  北米でのコンビニ事業を巡っては、国内コンビニ2位のローソンも、竹増貞信社長が買収を通じての拡大に意欲を示していた。

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