サウジアラムコはIPO後も余剰生産能力維持へ-エネルギー担当相

  • 余剰生産能力維持とのサウジの方針を投資家は受け入れる必要がある
  • IPOの時期、遅くとも2018年というのは「妥当な」目標

世界最大の石油会社、サウジアラビア国営石油会社サウジアラムコが新規株式公開(IPO)を実施しても、供給障害に備え生産能力の一部を遊休状態とする長期的政策が終了するわけではないとの見解を、同国のファリハ・エネルギー産業鉱物資源相が示した。

  同相は2日、ウィーンでの記者説明会で、サウジアラムコの株式購入を計画している投資家は、同社が生産能力の一部を予備として維持することを「受け入れなければならない」と述べた。

  サウジの生産能力は日量1250万バレルで、「近いうちに」その水準を引き上げる必要はないと、同相は語った。

  ムハンマド・ビン・サルマン副皇太子は4月に、遅くとも2018年にサウジアラムコの株式の5%未満を売却する方針を示した。ファリハ・エネルギー産業鉱物資源相はこのIPOの時期について、「妥当な」目標だとの見方を示した。IPOが実施されれば、世界最大の原油輸出企業であるサウジアラムコは、時価総額数兆ドルの世界最大の上場企業となる可能性がある。
  
原題:Saudi Oil Minister Says Aramco to Keep Spare Capacity After IPO(抜粋)

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