欧州株:ほぼ変わらず、ECBのインフレ見通しで-石油・ガス株下げる

2日の欧州株式相場はほぼ変わらずとなった。欧州中央銀行(ECB) が公表したインフレ予想は前回予測からあまり変化がなかった。

  石油・ガス銘柄は値下がりし、フランスのトタルとテクニップの下げが目立った。石油輸出国機構(OPEC)が新たな生産上限設定で合意に至らなかったことが売り材料。

  指標のストックス欧州600指数は前日比0.1%高の344.35で終了。ユーロが対ドルで下げたことを手掛かりに、輸出企業を後押しするとの見方から自動車株は買われた。

  最新のECBスタッフ予測によれば、今年のインフレ率は若干上方修正されたものの、2017年と18年はこれまでの見通しから変わらなかった。ドラギ総裁は政策決定後、景気回復を確固たるものにするため各国政府により大きな役割を演じるように呼び掛けた。また、社債購入を8日に開始する方針も示した。

  ノッツ・ストゥッキ(ジュネーブ)のファンドマネジャー、ピエール・ムートン氏は「OPECが新たな合意に至るのは非常に難しいことは分かっていた。加盟国が直面する課題が一様ではないためだ。原油価格が40ドルないしそれを下回る水準だったら、何らかの措置を講じた可能性がある。50ドル近くにあることから動機が後退していた」と発言。「ECBの決定はサプライズではなかった。今現在で実際、何も期待できない」と付け加えた。

原題:Europe Stocks Little Changed After ECB; Oil Shares Fall on OPEC(抜粋)

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