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ダイキン工:20年度売上高は15年度比5割増の3兆円-新体制初の中計

  • エアコン事業での世界規模の事業基盤を活用
  • 井上会長がCEOを退任以降、初の経営計画

エアコンシェア世界首位のダイキン工業は、主力のエアコン事業での世界規模の事業基盤を活用し、2020年度の連結売上高で同社最高の3兆円を目指す。15年度比で約5割増となる。2日に発表した2020年度までの5カ年の中期経営計画で明らかになった。

  経営計画「FUSION20」では、中計最終年度となる20年度の目標イメージを売上高が3兆円、利益率12%とした。営業利益は3600億円となる計算だ。15年度の実績はそれぞれ2兆437億円、10.7%、2179億円だった。

  ダイキン工は井上礼之会長(81)が1994年に社長に就任し、2010年に空調世界最大手まで成長した。12年には米住宅用エアコンメーカーのグッドマン・グローバルを約3000億円で買収するなど積極的な拡大戦略を取った。その井上氏は14年、02年から務めた最高経営責任者(CEO)を退任し、代表権も返上。今回の事業計画は、十河政則社長兼CEOが初めて主導した。

  具体的な事業の注力地域としては北米とアジアを挙げる。主力のエアコン事業に加え、自動車分野でのフッ素材料の用途開発などに取り組み、化学事業も積極展開する。さらにフィルタ事業の開発を進め、3本目の事業の柱に据える方針。18年度の実行計画目標は、売上高が2兆5000億円、営業利益が2700億円、営業利益率は10.8%に設定した。

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