人民元予想引き下げ、1月以来の急ピッチ-米利上げや景気減速観測で

  • 人民元は年内に1.8%下げ1ドル=6.70元となる見込み-調査中央値
  • MUFGやみずほ銀行、クレディ・スイスが相次ぎ下方修正

中国経済の減速と米利上げが迫っているとの見方から、アナリストらが人民元の相場見通しを1月以来の急ピッチで引き下げている。

  クレディ・スイス・グループや三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)などのアナリストを対象としたブルームバーグ調査の中央値によれば、人民元は年内に1.8%下げ1ドル=6.70元となる見込み。0.6%の予想下方修正と、1月25日以来の大きな引き下げとなる。

  スコシアバンクの高奇ストラテジスト(香港在勤)は人民元が年末までに6.70元に値下がりすると予測。「元安を招く主因は米金融当局の動向に加え、中国経済がさらに弱くなる可能性だ。だが1月のように市場でパニックが繰り返される可能性は低下している」と述べた。

  MUFGやみずほ銀行、北ドイツ州立銀行、クレディ・スイスが相次ぎ、元相場見通しを下方修正。クレディ・スイスは年末時点で6.74元と、従来予想の6.66元から最も大きく下方修正した。ラボバンクが最も弱気の見通しで、7.13元までの元値下がりを想定している。

原題:Yuan Forecasts Cut at Fastest Pace Since January on Fed, Economy(抜粋)

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