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JPモルガンのピント氏:5年にわたる痛み、終わりに近い可能性

  • 4-6月のトレーディング収入について「10%台半ば」の伸びを予想
  • JPモルガンは過去5年間で債券トレーダーの報酬を25%削減

米銀JPモルガン・チェースの債券トレーディング事業を率いるダニエル・ピント氏は、5年にわたる痛みが終わりに近づいている可能性があると述べた。同行の債券トレーディング事業は収入規模で世界最大。

  ピント氏は「今は恐らく縮小サイクルの終了に近づきつつあるような感じだ。次の段階が来た時、われわれはそれに対処できる良い状況にある」と述べた。

  ピント氏はこのように珍しく楽観的な見方を示したことについて、金利トレーディングや一部の新興市場などの事業の回復が背景にあると、1日にニューヨークの投資家会議で語った。同氏はJPモルガンの4ー6月(第2四半期)のトレーディング収入について、同四半期が終わるまでまだ1カ月あるとした上で、前年同期比で「10%台半ば」の伸びを見込んでいることを明らかにした。債券分野の業績改善が寄与するとしている。

  ピント氏によると、JPモルガンは過去5年間で債券部門の報酬を25%削減。一部の事業撤退の影響を除くと、従業員数は約10%減少した。

  ピント氏は「われわれの戦略は数年にわたり、回復を待てる状態に債券事業を置くことを目指しつつ、その過程で利益を上げることだった」と説明。「循環的回復が訪れる時には、非常に良い状況になっているはずだ」と述べた。 

原題:JPMorgan’s Pinto Gives Wall Street Bond Traders Glimmer of Hope(抜粋)

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