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【個別銘柄】ホンダやCB発行の関西ペ安い、堀場製急伸、かんぽ続落

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2日の日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は以下の通り。

  自動車株:ホンダ(7267)が前日比4.2%安の2951円、マツダ(7261)が3.2%安の1819.5円など。為替の円高傾向に加え、5月の米自動車販売は全般的にアナリストの予想以上に低調な結果となった。メーカー別ではホンダは前年同月比4.8%減少、マツダは4.3%減だった。

  百貨店株:松屋(8237)が3.5%安の859円、三越伊勢丹ホールディングス(3099)が3.5%安の1034円、高島屋(8233)が3%安の754円など。5月の売上高は、松屋が銀座店と浅草店の合計売上高で前年同月比11%減となり、三越伊勢丹は国内百貨店事業の売上高が6.7%減、高島屋は子会社を含む店頭売上高が1.7%減だった。土曜日が前年より1日少なかった上、前年好調だったインバウンド需要の反動も響いた。

  関西ペイント(4613):7.6%安の2051円。海外市場で2本立て転換社債を発行すると発表。総額は1000億円で自己株取得などに充当する。希薄化や株式需給悪化懸念が高まった。また、ゴールドマン・サックス証券は投資判断を「買い」から「中立」に下げ、コンビクション・リストから削除した。インド塗料事業の拡大や原料価格下落による粗利率向上、新中期計画での株主還元強化などポジティブな材料はおおむね株価に織り込まれたとした。

  アルパイン(6816):5.9%安の1204円。みずほ証券は目標株価を1430円から1350円に変更した。相手先ブランドでの生産(OEM)は一部案件が端境期入りで、来期までは業績をけん引する受注案件が少ないと分析。売上高の4割弱を占める北米では新車販売動向と同社製品にミスマッチ、売れ筋のSUV/ピックアップ向けが少ないなどとした。投資判断は「中立」を継続。

  マキタ(6586):3%安の6910円。ジェフリーズ証券は投資判断を「買い」から「ホールド」に引き下げた。円高の影響に加え、消費増税延期により駆け込み需要への期待が低下するなど、市場が期待する営業利益の達成は難易度が高いと指摘。同証による2017年3月期営業利益予想を780億円から650億円(会社計画600億円)に減額した。

  かんぽ生命保険(7181):2.8%安の2401円。8月2日から保険商品の保険料を改定すると発表した。ゴールドマン・サックス証券では、会社ヒアリングによれば、純利益影響数百億円との5月31日付の日本経済新聞報道は過剰で、数十億円程度とのことと指摘。既に5月の電話会議で説明された通り、この改定による増益影響は今期の純利益計画に織り込まれているとした。

  豊田通商(8015):2.8%安の2408円。JPモルガン証券は投資判断を「オーバーウエート」から「中立」へ引き下げた。17年3月期営業利益予想を1750億円から1600億円(会社計画1440億円)に減額。修正後の業績に基づくバリュエーションからは株価の上値余地は相対的に小さくなったとし、自動車事業での再成長を確認するまでは強気見通しが持ちにくいとした。

  堀場製作所(6856):5.4%高の5000円。SMBC日興証券は投資評価を「中立」から「アウトパフォーム」に、目標株価を4100円から5900円に引き上げた。ハイエンドスマートフォンのストレージ容量が倍増し、NANDフラッシュの需給が逼迫(ひっぱく)、設備投資の拡大傾向が続いて同社のマスフローコントローラー売り上げにプラスと指摘した。

  日揮(1963):2.9%安の1618円。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は目標株価を2000円から1620円に下げた。これまでの業績けん引役であった大型LNGでの業績拡大が描きにくく、一過性の利益増減要因を除けば減益トレンドが続くとの見方を示した。17年3月期の連結営業利益予想を531億円から395億円(会社計画は前期比32%減の340億円)、18年3月期は421億円から330億円に減額。投資判断は「中立」を維持。

  伊藤忠テクノソリューションズ(4739):3.6%高の2529円。みずほ証券は目標株価を2660円から3260円に上げた。通信設備投資の底打ち傾向により、クラウドの成長と流通の投資回復を評価しやすい局面になってきたと分析。17年3月期営業利益予想を285億円から315億円(会社計画300億円)に増額した。投資判断は「買い」継続。

  カルビー(2229):2.7%安の3955円。野村証券は目標株価を5000円から4000円に引き下げた。米国の苦戦とスペインやインドネシアなど新規進出国の営業赤字増加が重いと指摘。為替前提を1ドル=117円から108円に変更することもあり、同証による17年3月期営業利益予想を338億円から314億円(会社計画は310億円)、18年3月期は367億円から338億円に減額した。投資判断は「中立」を維持。

  川崎汽船(9107):3.3%安の232円。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は投資判断を「オーバーウエート」から「中立」に引き下げた。コンテナ船運賃が大底を打つ時期の予想を16年4-6月期から17年3月期末以降に変更。17年3月期の営業損益予想を105億円黒字から138億円赤字に(会社計画170億円黒字)、来期を157億円黒字から9億円赤字に下方修正した。

  タカタ(7312):5.1%安の428円。ネルソン米上院議員(民主、フロリダ州)が上院商業委員会の民主党スタッフによる報告書を引用し、フィアット・クライスラー・オートモービルズやトヨタ自動車などがタカタ製の欠陥エアバッグを搭載した新車を依然として販売している、と指摘。「これらの車は修理されるまで販売すべきではない」と同議員は話した。

  富士紡ホールディングス(3104):8%高の270円。いちよし経済研究所はフェアバリューを280円から350円に引き上げた。一般工業用途の研磨パッドの急回復などを予想、中期成長力はあると評価した。レーティングは「買い」を継続。

  インスペック(6656):8%安の458円。16年4月期営業損益が1900万円の赤字と、従来計画の2億1000万円の黒字から悪化したもよう。中国経済減速の影響などで主力製品の自動最終外観検査装置(AVI)、プリント基板パターン検査装置(AOI)を中心に海外売り上げが計画未達となり、一部の部材調達遅れも響いた。

  モブキャスト(3664):80円(20%)高の485円とストップ高。「魔法少女まどか☆マギカ」の中華圏向け新作スマートフォンゲームを中国アニメ配信大手bilibili社と共同開発し、年内に中国や台湾、香港、マカオで配信開始を予定していると2日午前に発表した。

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