ソフトバンク:アリババ株を追加売却、合計9750億円相当に

更新日時
  • アリババは20億ドル相当の自社株を1株74ドルで買い戻し
  • 米ヤフーの資産売却に関与せず-アローラ副社長

ソフトバンクグループは2日、前日発表した中国の電子商取引最大手、アリババ・グループ・ホールディングの保有株一部売却について、追加売却により総額が89億ドル(約9750億円)相当になると発表した。

  アリババ・グループ・ホールディングは1日、ソフトバンクグループから20億ドル相当の自社株を1株74ドルで買い戻すことで合意したと発表している。ソフトバンクはまた、アリババ株をアリババのパートナーに4億ドル、シンガポールの政府系ファンド2社にそれぞれ5億ドル売却する。アリババとソフトバンクの発表資料によると、売却価格はすべて1株74ドル。

  ソフトバンクは3月末時点でアリババの発行済株式総数の32.2%を保有しており、売却後の保有比率は約28%となる。売却資金は有利子負債の返済のほか一般事業目的にも充当する。ソフトバンクのニケシュ・アローラ副社長は2日、記者らとの電話会議で「われわれは資金をバランスシート管理するために使うつもりだ」とした上で、「米ヤフーの資産売却には関与していないと明言できる」と述べた。

  米ヤフーは経営再建の一環として保有資産の見直しを進めており、同社が握る日本のヤフー株も対象とみられている。ソフトバンクは日本のヤフーの筆頭株主。

原題:Alibaba to Pay $74 a Share for $2 Billion in Stock From SoftBank(抜粋)

(発表情報や副社長の電話会議コメントなどを追加.)
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