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世界最大の鶏肉輸出国ブラジル、飼料のトウモロコシ不足で生産減少

  • ブラジルの鶏肉生産は過去3カ月間に10%減少
  • 通貨レアルの下落で農家は輸出への関心の方が高い

世界最大の鶏肉輸出国であるブラジルで、飼料用トウモロコシが不足している。

  ブラジルの鶏肉・豚肉輸出団体ABPAの代表、フランシスコ・トゥーラ氏によれば、同国の鶏肉加工業者は過去3カ月間に10%の減産を余儀なくされた。大手および小規模の生産者は減産を見込み、プラントの操業を停止したり従業員の勤務時間を短縮したりするほか、休暇取得を義務付けているという。

ブラジルのトウモロコシ価格上昇

  ブラジルは本来トウモロコシの主要輸出国の一つだが、生産者が乾燥天候に見舞われていることから、同国政府は供給確保に向け輸入税を一時的に免除している。ただそれでも、ブラジル通貨レアルの下落で農家は輸出への関心の方が高く、実需業者はトウモロコシの確保が困難な状況となっている。供給が圧迫される中、国内のトウモロコシ価格は過去1年間に2倍余りに値上がりしている。

原題:There’s Not Enough Corn for Chickens in World’s Top Exporter (1)(抜粋)

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